ソニーのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンとして、オーディオ業界に長らく君臨してきた名機「WF-1000XM5」。その圧倒的なノイズキャンセリング性能と、アーティストの息遣いまで聞こえるような高音質は、数多くのオーディオファンやガジェット愛好家を魅了してきました。
そしてついに、約2年半の時を経て、多くのユーザーが待ち望んでいた新型モデル「WF-1000XM6」が発表されました!最新のプロセッサーや新設計のドライバーを搭載し、あらゆる面で進化を遂げた大注目のイヤホンです。
最新ガジェット好きとしては、「やっぱり最新型が一番いいんでしょ?」「すぐに予約しなきゃ!」と飛びつきたくなる気持ちも非常によくわかります。しかし、購入ボタンを押す前に、ちょっとだけ待ってください。
今回のWF-1000XM6の登場によって、実は旧型となった「WF-1000XM5」が驚くほどお買い得になっていることにお気づきでしょうか?
本記事では、大人気ガジェット系YouTuber・さっさん(SASSAN)さんの先行レビューを参考にしながら、新型「WF-1000XM6」と旧型「WF-1000XM5」の性能を徹底比較します。
結論から申し上げますと、**「機能の進化は確かに魅力的だが、いま買うなら圧倒的にコストパフォーマンスに優れたWF-1000XM5がおすすめ!」**です。どちらもソニーが誇る素晴らしいイヤホンであることは間違いありません。しかし、なぜ今あえて「WF-1000XM5」を選ぶべきなのか。その理由を、デザイン、音質、ノイズキャンセリング、そして日常の使い勝手の面から深く掘り下げて解説していきます。
この記事を最後まで読めば、あなたが今買うべき「ベストな選択」が明確に見えてくるはずです!
1. デザインと装着感の比較:マットか、ツヤか。好みが分かれる質感
毎日耳につけ、持ち歩くイヤホンだからこそ、デザインや装着感は非常に重要な要素です。ここは新旧で大きく好みが分かれるポイントとなっています。
新型「WF-1000XM6」

こちらは、カラーバリエーションとしてブラックとプラチナシルバーの2色が用意されています。最大の特徴は、充電ケースもイヤホン本体も全体がマットな質感に刷新されたことです。旧型のWF-1000XM5は、側面がツルツルとした光沢のある樹脂素材を採用しており、まるでジュエリーのような高級感と華やかさがありました。しかし、指が乾燥している時期などは、ケースから取り出す際に少し滑りやすいという弱点も指摘されていました。WF-1000XM6ではマット素材になったことで、グリップ感が大きく向上し、うっかり落としてしまうリスクが減ったのは実用面での嬉しいポイントです。
一方で、サイズ感についてはWF-1000XM6の方がわずかに大きく、重くなっています。装着感に関しては、WF-1000XM6は本体横幅がスリムになり、耳の内側への接触が抑えられているため、長時間の装着における快適性が向上しています。また、内側もマット素材になったことで、耳の中でズレにくいというメリットもあります。
【WF-1000XM5をおすすめする理由】

実用性を重視したマットな質感が好きな方はXM6が良いですが、WF-1000XM5の「ツヤ感」によるラグジュアリーなデザインは、今見ても非常に魅力的で所有欲を満たしてくれます。耳元でキラリと光るアクセサリーのような美しさを求めるなら、あえてWF-1000XM5を選ぶ価値は大いにあります。また、イヤホン本体が少しでもコンパクトで軽量な方が良いという方にとっても、WF-1000XM5の小ささは大きなメリットになります。耳の小さな女性や、できるだけ目立たないイヤホンを探している方には、XM5のサイズ感がぴったりです。
2. 音質の比較:完成されたXM5と、解像度を極めたXM6

ソニーのフラッグシップモデルを選ぶ最大の理由は、やはり「音質」にあるでしょう。この点においても、両者は明確なキャラクターを持っています。
WF-1000XM5の音質は、すでに現行の他社ハイエンドモデルと比べても全く見劣りしない、非常に高い完成度を誇ります。基本的にはウォーム寄り(温かみのある音)のチューニングが施されており、低音にしっかりとした厚みがありながら、高音が耳に刺さらない絶妙なバランスです。そのため、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくく、非常に解像感が高くて音場も広いのが特徴です。
対する新型WF-1000XM6は、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN3e」と、新しい「8.4mmドライバーユニット」を搭載。さらに32bitの音声信号処理にも対応しました。音の傾向自体はXM5に似ていますが、各楽器の音の分離感が1段も2段も上がっています。 曲のサビなどで音数が増えた場面でも音が団子にならず、それぞれのパートの輪郭がくっきりと浮かび上がるような、圧倒的な情報量の多さを楽しむことができます。
【WF-1000XM5をおすすめする理由】 確かに音の分離感や解像度の高さでは、最新のチップを積んだXM6に軍配が上がります。しかし、音楽を「分析的」に聴き込むのではなく、日常のBGMとしてリラックスして「楽しく」聴きたいという方には、WF-1000XM5のウォームで豊かなサウンドの方が心地よく感じられることも多いはずです。通勤通学中にJ-POPやロック、ジャズなどを流し聴きする用途であれば、WF-1000XM5の音質は現在でも最高峰の感動を与えてくれます。十分すぎるほどの高音質を、お得な価格で手に入れられるチャンスです。
3. ノイズキャンセリング:生活音の軽減アプローチの違い

ワイヤレスイヤホンの代名詞とも言えるノイズキャンセリング機能。ここには非常に興味深い仕様変更がありました。単純に「強くなった」というわけではなく、アプローチが変わっているのです。
イヤホンを耳に押し込むことで物理的に音を遮断する「パッシブノイズキャンセリング(遮音性)」。実は、新型WF-1000XM6では、本体下部に小さな穴を設けることで、意図的にパッシブの遮音性を少し弱めています。 なぜそんなことをしたのか?それは、自分の足音や食事中の咀嚼音(そしゃくおん)など、自分の体から伝わる振動音が耳の中で不快に響くのを抑えるためです。
その分、機械的に騒音を打ち消す「アクティブノイズキャンセリング」の性能を底上げすることで、トータルのノイズキャンセリング性能はXM5よりもXM6の方が優秀になっています。具体的には、飛行機のエンジン音のような低いノイズは同等レベルですが、オープンカフェでのガヤガヤとした騒音(人の声などが混ざった音)は、XM6の方が15〜20%ほど優秀にカットしてくれます。
【WF-1000XM5をおすすめする理由】 XM6のカフェでのノイキャン性能向上は魅力的ですが、WF-1000XM5のノイズキャンセリングも業界トップクラスの圧倒的な静寂を作り出します。電車やバス、飛行機の重低音ノイズを消し去る能力に関しては、XM5でも全く不満を感じることはありません。むしろ、イヤホンをつけた時の「耳栓のようにピタッと密閉される感覚」が好きな方にとっては、パッシブノイズキャンセリングが強いWF-1000XM5の方が、物理的にしっかり音が遮断されているという安心感を得られるでしょう。
4. 外音取り込みと通話性能:自然さを求めるならどう選ぶ?

イヤホンをつけたままコンビニで買い物をしたり、駅のアナウンスを聞いたりする際に必須の「外音取り込み機能」。
WF-1000XM6は、この機能が大きく進化しました。人の声の聞き取りやすさが体感で20〜25%ほど向上しており、XM5で少し気になっていた「サーッ」というホワイトノイズも大幅に軽減されています。ただし、マイクで拾った音をスピーカーから流しているという「電子音っぽさ(不自然さ)」はまだ残っているようで、まるでイヤホンをつけていないかのような完全な自然さとまではいかないようです。
通話用マイクについては、XM5が1つだったのに対し、XM6は2つ搭載されており、口元への指向性を持たせることで集音精度が向上しました。静かな部屋での通話はXM6の方がより自然でクリアですが、カフェなどの騒がしい環境下では、XM5の方が声がよく聞こえる場面もあるなど、一長一短の側面があります。今後のソフトウェアアップデートで改善される可能性はありますが、現状では劇的な進化とまでは言えない部分もあります。
【WF-1000XM5をおすすめする理由】 外音取り込みのクリアさではXM6が進化していますが、WF-1000XM5でもレジでのちょっとした会話や、周囲の状況を把握するには十分すぎる性能を持っています。また、騒音下での通話(外出先でのオンライン会議など)において、現時点でもXM5のマイクがしっかりと機能し、場合によってはXM6よりクリアに聞こえるケースがあることを考えると、通話メインの目的で無理に数万円高い最新型へ買い替える必要性は薄いと言えます。
5. アプリの操作性とバッテリー・接続の安定性

専用アプリの使い勝手や、基本スペックも着実に進化しています。
WF-1000XM6では、イコライザー(音質調整)のバンド数が5つから10個に倍増し、より細かくマニアックな音作りが可能になりました。また、イヤホンのタッチ操作も、XM5では決められたプリセット(再生コントロールや音量調整のセット)からしか選べませんでしたが、XM6では「1回タップは再生」「2回タップは音量調整」「長押しはノイキャン切り替え」など、左右それぞれ完全に自由にカスタマイズできるようになりました。
通信面では、アンテナサイズが1.5倍になり、配置も見直されたことで、満員電車や混雑した駅などでの接続安定性が大幅に向上しています。バッテリーについては、ノイズキャンセリングONで最長8時間(ケース込み24時間)、OFFで最長12時間(ケース込み36時間)と、長時間の旅行や出張にも余裕で耐えうるパワフルな仕様です。
【WF-1000XM5をおすすめする理由】 10バンドのイコライザーや、完全フリーな操作カスタマイズは、ガジェットを極限まで自分好みにいじり倒したい「玄人向け」の機能です。「デフォルトの音質で十分に感動できる」「操作は標準設定で全く困らない」という一般的なユーザーにとって、WF-1000XM5の5バンドイコライザーと標準の操作プリセットでも、不便を感じることはありません。バッテリー持ちについてもXM5は十分に長く、急速充電にも対応しているため、日常生活で困るシーンはほとんどないでしょう。
いま「WF-1000XM5」を激推ししたい決定的な理由

ここまで両者の違いを詳しく見てきましたが、私が今**「WF-1000XM5」を猛烈におすすめする最大の理由は、何と言っても「圧倒的なコストパフォーマンス」**です。
新モデル(WF-1000XM6)が発売される前後において、旧フラッグシップモデルは大幅な値下がりや、家電量販店・ECサイトでの大型セール対象になることが非常に多くなります。WF-1000XM5は、つい最近まで「ソニーの最高傑作」として3万円台後半で売られていた、誰もが憧れる超ハイエンドイヤホンです。それが数千円、場合によっては1万円近く安く買えるタイミングがあるとすれば、これほど賢く、お得な買い物はありません。
オーディオ機器はスマートフォンのように「2〜3年前のモデルだとOSが古くて動作が重い」といった陳腐化が起こりにくいジャンルです。WF-1000XM5が持っている「深く包み込むようなノイズキャンセリング」「ハイレゾ対応の艶やかな高音質」「所有欲を満たす光沢のある美しいコンパクトデザイン」は、これから先数年間使い続けても、全く色褪せることのない一級品です。
WF-1000XM6に数万円の追加投資をして「10〜20%の性能向上」を得るのもガジェット好きのロマンですが、浮いたお金で音楽のサブスクリプションを数年分支払ったり、イヤーピースにこだわってみたり、美味しいディナーに行ったりする方が、トータルでの生活の満足度は圧倒的に高くなるのではないでしょうか。
もちろん、こんな人にはWF-1000XM6もおすすめ!
- カフェやコワーキングスペースなど、人の声が飛び交う環境で極限まで集中したい人。
- 楽器の音を一つ一つ細かく聴き分けるような、圧倒的な解像度を求めるオーディオマニア。
- タッチ操作の割り当てを自分好みに100%カスタマイズしないと気が済まない人。
- とにかく「最新のフラッグシップを使っている」という優越感やステータスを楽しみたい人。
まとめ:迷ったら安くなった「WF-1000XM5」で間違いなし!

ソニーの新型「WF-1000XM6」は、着実な進化を遂げた素晴らしいイヤホンです。音の分離感の向上、カフェでのノイキャン性能アップ、マットで握りやすいデザインへの変更など、ユーザーの細かい要望をしっかり反映した見事な仕上がりになっています。
しかし、だからこそ際立つのが**「WF-1000XM5の完成度の高さ」**です。 現行トップクラスの音質、静寂をもたらすノイズキャンセリング、そして何より所有欲を満たす光沢のある美しいコンパクトデザイン。これらが型落ちとなって手の届きやすい価格になる今こそ、**WF-1000XM5は「すべての音楽好きにとっての最も賢い最適解」**と言えるでしょう。
「最新型と迷っているけど、どうしよう…」という方は、ぜひお財布に優しく、かつ最高峰の音楽体験ができるWF-1000XM5を手に取ってみてください。きっと毎日の通勤やカフェでの作業が、感動的な音楽空間に変わるはずです!
画像引用元:https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM5/feature_4.html
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