「あれ、鍵どこに置いたっけ?」「財布がない!」 そんな日常の小さな絶望を、一瞬で安心に変えてくれる魔法のボタン。Appleの紛失防止トラッカー「AirTag」が、ついに待望の第2世代へと進化を遂げました。
2021年の登場以来、世界中の「忘れ物マスター」たちを救ってきたAirTag。今回のアップデートでは、見た目の美しさはそのままに、中身が劇的にパワーアップしています。
本記事では、発売直後に手に入れた実機のレビューと、公式サイトの詳細情報を踏まえ、AirTag 第2世代がどのように進化したのか、そしてなぜ今「買い」なのかを徹底解説します。
1. AirTag 第2世代がついに登場!何が変わったのか?
2026年、ついに発売された「AirTag(第2世代)」。 一見すると第1世代と大きな違いがないように見えますが、その中身は「別物」と言っても過言ではないほどの進化を遂げています。
まずは、大きな変更点をざっくりとまとめました。
- 第2世代「超広帯域(UWB)チップ」搭載:探索距離が劇的に拡大し、より遠くから捕捉可能に。
- スピーカー音量が50%向上:カバンの底や布団の中でも聞き取りやすく進化。
- 音質の最適化:より耳に届きやすい「高い周波数」のサウンドを採用。
- プライバシー性能の強化:不要な追跡を防止する最新の設計にアップデート。
- 航空会社との公式連携:預け入れ荷物の位置情報を航空会社と一時共有可能に。
それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。
2. 外観レビュー:洗練されたデザインは継承、細部には変化も
パッケージを開けると、そこには見慣れた、しかしどこか誇らしげなAirTagが収まっています。
刻印のデザイン変更
第1世代では「Designed by Apple in California」という文字が鏡面パーツの縁に沿って配置されていましたが、第2世代ではデザインが刷新され、よりスッキリとしたミニマルな印象になっています。裏面の情報配置も微細に変更されており、最新モデルであることをさりげなく主張しています。
サイズ感とアクセサリーの互換性
サイズや形状は第1世代とほぼ共通です。これは、**「これまで購入したお気に入りのケースやアクセサリーがそのまま使える」**という大きなメリットを意味します。HERMES(エルメス)などのハイブランド品から、Amazonで人気のシリコンケースまで、既存の資産を無駄にすることなく最新機種に乗り換えられるのは、Appleらしい配慮と言えます。
3. 衝撃の進化:「正確な場所を見つける」がさらに遠く、鋭く

AirTagの真骨頂といえば、iPhoneを使って「cm単位」で場所を特定する「正確な場所を見つける」機能です。第2世代では、ここが最も驚くべき進化を遂げました。
第2世代超広帯域チップの威力
iPhone 15シリーズ以降に搭載されている「第2世代超広帯域チップ」と組み合わせることで、探索可能な距離が大幅に伸びました。
実際に検証してみると、その差は歴然です。
- 反応の速さ:アプリを起動してからAirTagを捕捉するまでのスピードが格段に向上しています。
- 精度の細かさ:近づいた際の「カタカタカタ……」という触覚フィードバック(振動)がより細かくなり、まるで目に見えない糸でつながっているかのように場所を指し示してくれます。
1メートル以内に近づいた際のアニメーションも、より滑らかで直感的になりました。「ここですよ!」と言わんばかりの反応には、ガジェットとしての愛着すら湧いてきます。
4. 「音」の進化:布団の中でも、雑踏の中でも聞こえる
「音を鳴らして探す」機能も大幅に改良されました。
音量が50%アップ
AirTag本体の小型スピーカーが改良され、最大音量が従来の1.5倍に向上しました。これにより、カバンの奥深くや、ソファの隙間に挟まっている時でも、よりはっきりと音が届くようになっています。
音質の最適化(高周波サウンド)
第2世代では、音の周波数(高さ)が見直されました。 第1世代よりも「高い音」が採用されています。なぜ高い音なのか? それは、**「高い音の方が遮蔽物を通り抜けやすく、人間の耳に届きやすいから」**です。
例えば、厚手のコートのポケットの中や、布団の下に隠れている場合、低い音は吸収されてこもってしまいますが、高い音はキーンと突き抜けて聞こえてきます。この改良により、従来よりも遠い距離まで音が響くようになりました。
5. 家族やパートナーと「一緒に探す」新機能
「AirTagは持ち主一人だけのもの」という常識も変わりました。
最大5人と共有可能
一つのAirTagを最大5人で共有できます。
- 家族共有の鍵
- ペットの首輪
- 予備の車の鍵 これらを共有設定にしておけば、家族の誰でも「探す」アプリから位置を確認できます。誰かが持ち歩いている時に「不明な持ち物があなたと一緒に移動しています」という不要なアラートが出る心配もありません。
航空会社との連携
旅行好きにはたまらない機能が追加されました。預け入れ荷物がロストバゲージした際、一時的にその位置情報を航空会社と共有できる仕組みが導入されています(対応する50社以上の航空会社)。共有期間は最大7日間で、手元に戻れば自動的に停止されるため、プライバシーを守りつつ、確実に荷物を取り戻すための強力な武器になります。
6. 万全のプライバシー対策:悪用は許さない
「ストーキングに使われるのでは?」という不安に対し、Appleは非常に厳格な対策を講じています。
不要な追跡の即時検知
自分のものではないAirTagが近くにある場合、iPhoneやAndroid端末がそれを検知して通知します。第2世代ではこの検知アルゴリズムがさらに洗練され、電車の中など「周囲に多くのAirTagユーザーがいる環境」での誤通知を防ぎつつ、本当の危険(持ち主から離れたAirTagとの移動)を正確に知らせてくれます。
警察との連携
セットアップ時、明確に「警察などの法執行機関が所有者の身元を特定できるよう情報要求が可能である」という強い警告が表示されます。これは、悪意を持って使用した場合には必ず足がつくことを意味しており、抑止力として非常に強力です。
7. 長期利用を支えるタフな基本性能
どんなに多機能でも、すぐに壊れたり電池が切れたりしては意味がありません。
- バッテリー:市販のCR2032電池1個で約1年間駆動。電池交換もコイン一つで簡単に行えます。
- 防水防塵性能(IP67):水深1メートルで最大30分耐えられる設計です。雨の日の自転車や、水たまりに落とした鍵でも安心して探し出せます。
- 無料の刻印サービス:Apple公式サイトで購入すれば、絵文字やイニシャルを無料で刻印可能。世界に一つだけのAirTagを作れます。
8. 【検証】実際に使ってみて感じた「メリット・デメリット」
メリット(ここが最高!)
- 安心感の桁が違う: 「どこにあるか100%わかる」という確信があるだけで、外出時のストレスが激減します。自分自身を信用できない人(笑)にとっては、5,000円程度で買える「最強の保険」です。
- Appleエコシステムの強み: 世界中にある何億台ものAppleデバイスが作る「探す」ネットワークを利用するため、山奥や地下でない限り、ほぼ確実に位置が特定できます。
- 音の聞き取りやすさ: 旧型で「音が小さくて気づかない」ことがあった人も、新型なら満足できるはずです。
デメリット(ここは注意!)
- 厚みがある: 500円玉を数枚重ねたような厚みがあるため、財布のカード入れに入れると少し膨らみます。
- 価格: 1個約5,000円。決して安くはありませんが、鍵を紛失して業者を呼んだり、身分証を再発行したりする手間と費用(数万円〜)を考えれば、圧倒的にリーズナブルな投資です。
9. まとめ:AirTag 第2世代は「全iPhoneユーザー」の必須アイテム
AirTag 第2世代は、単なる「探し物タグ」を超えた、日常生活のセキュリティデバイスへと進化しました。
- 第1世代を使っている人:より遠くから、より正確に探したいなら買い替えの価値アリです。
- まだ使っていない人:一度使うと、これがない生活には不安で戻れなくなります。
特に「忘れ物が多い」「旅行によく行く」「大切なペットがいる」という方にとって、これ以上の選択肢はないでしょう。Appleが提供する最高精度の「安心」を、ぜひあなたの手元に。
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画像引用元:https://www.apple.com/jp/shop/buy-airtag/airtag


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