ガジェット界隈がざわついた「Nubia Z80 Ultra」が日本で正式発売となります!
正直に言います。「フラッグシップ=20万円超え」が当たり前になった2025年の日本市場に、Nubiaがとんでもない爆弾を投下しました。
価格は、税込13万9800円。
「え?書き間違いじゃないの?」と思いましたか?私も思いました。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、真のフルスクリーンを実現し、7200mAhのバッテリーを積んでこの価格です。
Nubia Z80 Ultra:スペック一瞥

まずは、この「価格破壊」がどれほど異常かを理解するために、主要スペックを整理しておきましょう。
| 項目 | Nubia Z80 Ultra スペック詳細 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 (Qualcomm最新) |
| ディスプレイ | 6.85インチ AMOLED (1.5K解像度) / UDC (画面下カメラ) |
| リフレッシュレート | 最大144Hz |
| メインカメラ | 35mm 50MP (1/1.3インチ) f/1.7 OIS |
| 望遠カメラ | 85mm 64MP ペリスコープ OIS (マクロ対応) |
| 超広角カメラ | 18mm 50MP AF対応 |
| バッテリー | 7200mAh (シリコンカーボン負極) |
| 充電 | 90W急速充電 / ワイヤレス充電対応 |
| 防水防塵 | IP68 / IP69 |
| OS | Android 16 (Nebula AIOS 2) |
| 価格 | 139,800円 (税込) |
これを見て震えないガジェット好きはいません。他社なら25万円コースのスペックです。
1. デザイン:ノッチよ、さらば。「真の全画面」の到達点

スマホを手に取った瞬間、最初に感動するのは**「画面の欠けが一切ない」**ことです。
iPhoneのダイナミックアイランドや、Galaxyのパンチホール。私たちは「仕方ないもの」として受け入れてきましたが、Nubiaはずっと戦ってきました。そしてこのZ80 Ultraで、その技術は完成形に到達したと言えます。
第8世代UDC(Under Display Camera)の衝撃
フロントカメラは画面の下に埋め込まれています。数年前のUDCは「なんとなくカメラの部分がジャギジャギしている」という弱点がありましたが、Z80 Ultraのディスプレイは、肉眼で凝視してもカメラの位置が全くわかりません。
映画を見ても、ゲームをしても、そこにあるのは**「映像だけ」**。
この没入感は、一度味わうとノッチありのスマホには絶対に戻れません。特にNetflixやYouTubeを全画面で見る時、あるいはUIが画面端まであるゲームをする時、視界を遮る黒い点がないことの「開放感」は感動的です。
「板」としての美学
デザイン言語は先代Z70 Ultraを踏襲した、角ばった「ボクシーデザイン」。
最近のスマホは持ちやすさを重視して角を丸くしがちですが、Nubiaは**「四角こそ正義」**と言わんばかりの鋭角なデザインを貫いています。これがまたカッコいい。
背面カメラユニットは巨大ですが、デザインの一部として昇華されており、「撮るぞ」という道具としての迫力を感じさせます。特に限定カラーの「Starry Night(ゴッホの星月夜)」モデルは、もはや芸術品です。
2. カメラ:「35mm」という哲学。スマホカメラの常識を疑え

Nubiaを選ぶ最大の理由。それは**「メインカメラが35mmであること」**です。
一般的なスマホのメインカメラは「23mm」や「24mm」という広角寄りの画角です。しかし、Nubiaは**「35mmこそが最も人間が見たままの景色に近い」**と提唱し続けています。
なぜ35mmなのか?
24mmのスマホカメラで料理や人物を撮ると、余計な背景が写り込みすぎたり、顔が微妙に歪んで写ったりしませんか?
結局、少しズームして撮っている人が多いはずです。
Z80 Ultraの35mmレンズは、カメラを起動したその瞬間から、「主題」が明確な写真が撮れます。
- テーブルフォト: 料理の配置がビシッと決まる。歪みがない。
- スナップ: 街角で気になった看板や人を撮る時、距離感が絶妙。
- ポートレート: 人物が歪まず、背景ボケも自然。
他社のスマホが「広く撮って、後でトリミングすればいい」という思想なら、Nubiaは「最初から最高の構図で切り取る」という写真機の思想です。
物理シャッターボタンの搭載
そしてZ80 Ultraの大きなトピックが、側面に搭載された物理シャッターボタンです。

半押しでフォーカス、押し込んで撮影。スライドスイッチでカメラ即起動。
ポケットから取り出し、スライドし、構えて撮る。この一連の動作が0.5秒で完了します。スマホを触っているというより、高級コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を操っている感覚に陥ります。
64MPペリスコープ望遠(85mm)
望遠レンズも進化しています。ポートレートに最適な85mmの画角を採用しており、マクロ撮影にも対応。
花びらの水滴や、腕時計の盤面の質感など、肉眼では見えない世界をクローズアップできます。AIによる補正も「Nebula AIOS」のおかげで非常に賢く、過度な彩度アップを抑えた「写実的な絵作り」が可能です。
3. パフォーマンス:Snapdragon 8 Elite Gen 5 の暴力的なパワー

心臓部には、Qualcommの最新チップ**「Snapdragon 8 Elite Gen 5」**を搭載しています。
2025年後半のハイエンド標準チップですが、その性能は異次元です。
- Antutuベンチマーク: 300万点オーバー(実測値)
- 原神・スターレイル: 最高画質・60fps張り付きは当たり前。
特に驚くべきは**「発熱の少なさ」**です。
大型のVC(ベイパーチャンバー)冷却システムを搭載しているため、1時間連続で重いゲームを回しても、本体は「ほんのり温かい」程度。フレームレートの低下も全く見られません。
144Hzのディスプレイと相まって、FPSゲーマーにとっても最強の武器になるでしょう。
AI機能「Nebula AIOS」
OSもAndroid 16ベースの最新版。AI機能がシステムレベルで統合されています。
例えば、通話中のリアルタイム翻訳や、会議の録音・要約はもちろん、**「撮影した写真の不要な部分を消す」**機能の精度が飛躍的に向上しています。複雑な背景でも、AIが文脈を理解して自然に埋めてくれます。
液体金属とVCの最強タッグ

複合液体金属と大型3Dベイパーチャンバーにより、優れた冷却効率を確保します。
高負荷時でも安定したパフォーマンスを持続し、なめらかな動作を保ちます。
4. バッテリー:7200mAhという安心感
ここも他社を突き放すポイントです。
一般的なハイエンドスマホのバッテリーが5000mAh〜5500mAhであるのに対し、Z80 Ultraは7200mAhというタブレット級の容量を詰め込んできました。

シリコンカーボン負極バッテリー技術の進化により、本体の厚み(8.6mm)はそのままに、容量だけが劇的に増えています。
- 朝7時に家を出て、通勤で動画を見て、仕事で連絡を取り、昼休みにゲームをして、夜飲み会に行って終電で帰る。
こんなハードな一日でも、帰宅時にまだ40%残っています。「モバイルバッテリーを持ち歩く」という習慣が、このスマホのおかげで消滅しました。
もし充電が必要でも、90Wの急速充電に対応しているので、朝の支度をしている20分間で50%以上回復します。
5. 価格設定の「異常さ」について考える
さて、ここまでベタ褒めしてきましたが、最後に改めて価格の話をさせてください。
13万9800円。
絶対的な金額としては安くはありません。しかし、競合を見てください。
- iPhone 17Pro Max:約22万円
- galaxy s25 Ultra:約20万円
これらと比較して、Z80 Ultraは約6〜10万円も安いのです。
それでいて、処理性能は同等以上、画面はノッチなし、バッテリーは最大容量。
Nubiaは広告費を削り、ブランド料を乗せず、純粋に「ハードウェアの原価」と「開発費」だけで勝負しているように見えます。この姿勢は、かつてのスマホ市場が持っていた「熱量」を感じさせてくれます。
結論:誰が買うべきか?

Nubia Z80 Ultraは、以下のような人に猛烈におすすめです。
- 画面の「ノッチ」や「パンチホール」が許せない人
- 世界で唯一の選択肢です。
- スマホで「作品」のような写真を撮りたい人
- 35mmの画角は、あなたの写真の腕を一段階引き上げます。
- バッテリー持ちを最優先する人
- 7200mAhは正義です。
- 最高スペックが欲しいが、20万円は出したくない人
- このコスパに対抗できる機種は存在しません。
過去の例(Z60 Ultraなど)を見ると、初期ロットは即完売する可能性があります。特に「Starry Night」などの限定カラーは争奪戦必至です。
迷っている暇はありません。この「完成された板」を手に入れて、2026年を最高のスマホ体験と共に迎えましょう。
最後に:個人的な「推し」ポイント
個人的に一番グッときたのは、実は**「スライドスイッチ」**のカスタマイズ性です。
本体側面のスイッチ一つで、「マナーモード切替」「カメラ起動」「ゲームスペース起動」などを割り当てられます。私はこれを「ストリートスナップモード(カメラ起動)」に設定しています。
ポケットの中でスイッチをカチッと下げ、取り出した瞬間にシャッターを切る。
このアナログな操作感が、ハイテクな塊であるZ80 Ultraに同居している。この「ロマン」こそが、私がNubiaを愛してやまない理由です。
さあ、あなたも「35mmの目」と「真の全画面」の世界へ。
139,800円、後悔はさせません。
※画像の引用元:https://jp.nubia.com/pages/nubia-z80-ultra
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